“ナッツ・リターン”騒動の逆風にさらされているチョ・ヒョンア大韓航空元副社長が、同騒動の被害者ともいえる事務員、乗務員へ直接謝罪へ出向いた。しかし、顔を合わせることもできず、空振りとなった。
“ナッツ・リターン”騒動の逆風にさらされているチョ・ヒョンア大韓航空元副社長が、同騒動の被害者ともいえる事務員、乗務員へ直接謝罪へ出向いた。しかし、顔を合わせることもできず、空振りとなった。
“ナッツ・リターン”騒動の逆風にさらされているチョ・ヒョンア大韓航空元副社長が、同騒動の被害者ともいえる事務長(責任者)、乗務員へ直接謝罪へ出向いた。しかし、顔を合わせることもできず、空振りとなった。

 大韓航空側は14日「チョ・ヒョンア元副社長がきょう(14日)午前、パク・チャンジン事務長と乗務員へ直接謝罪するため、それぞれの自宅を訪ねたが、2人共自宅におらず、会うことができなかった」と明かした。

 直接の謝罪に失敗したチョ・ヒョンア元副社長は、謝罪の言葉を記したメモを玄関扉から差し込んで帰宅したという。

 チョ・ヒョンア元副社長は去る5日、客室乗務員がナッツを袋のまま提供するなど、マニュアルに沿った対応をしなかったことに腹をたて、事務長を機体から降ろすために航空機をランプリターンさせた。これにより、ジョン・F・ケネディ国際空港発-仁川国際空港行きの飛行機は、予定時刻より11分遅れで目的地へ到着。この件が韓国国内を中心に物議を醸していた。

 また、当時チョ・ヒョンア元副社長の一列前のシートに座っていたA氏の証言によると、事務長へ機体から降りるよう強要していたこと、また乗客全員が驚いて視線を向けるほど声を荒げていた事実も明るみに出ている。

 乗客A氏は、この事実を抗議しようとコールセンターへ連絡したものの、10日後にようやく返答の電話で「飛行機の模型とカレンダーをプレゼントするから、謝罪を受けたと(インタビューで)答えてほしいと要請してきた」と証言。この会社側の態度にA氏は「さらに腹がたった」と語った。

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