【ソウル聯合ニュース】フルハイビジョン(HD)の約4倍の解像度を持つ4Kテレビの世界市場で、サムスン電子とLG電子のシェアの合計が50%を超えたことが30日までに分かった。 米調査会社ディスプレイサーチによると、7~9月期の4Kテレビ市場における主要企業のシェア(売り上げベース)はサムスン電子が36%、LG電子が15%、中国の海信集団(ハイセンス)が10%、日本のソニーが9%、長虹が6%の順だった。 これら上位5社は韓国企業と中国企業がそれぞれ2社、日本企業が1社が占め、3カ国の企業による三つどもえの様相を呈している。5社のシェアの合計は76%に達する。中国企業の割合が4~6月期に落ち込み、7~9月期に再び上昇したことを除けば、今年に入り5社のシェアや順位はほぼ変わらない。 ディスプレイサーチは、4Kテレビ市場自体は中国が主導しているが、サムスンが中国で攻勢を強化し、中国ブランドとの競争が激しくなったと分析した。今後は自国市場に依存してきた中国メーカーの輸出に伴い、激戦地が北米市場に移動する可能性があるとの見通しを示した。 hjc@yna.co.kr
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