15日のKリーグ全北現代モーターと浦項スティーラーズの試合が行われた全北ワールドカップ競技場で試合終了後、サポーターの一部が客席で発煙筒を使用が確認され、全北現代は制裁金700万ウォンを賦課された。(提供:
15日のKリーグ全北現代モーターと浦項スティーラーズの試合が行われた全北ワールドカップ競技場で試合終了後、サポーターの一部が客席で発煙筒を使用が確認され、全北現代は制裁金700万ウォンを賦課された。(提供:
韓国プロサッカー連盟(以下、連盟)は28日午後、サッカー会館で開かれた賞罰委員会で、全北(チョンブク)現代(ヒュンダイ)モータースの競技場の安全と秩序の維持規定を違反したことに対し、制裁金700万ウォンを賦課した。これに対し、全北現代モータースは発煙筒の使用者を見つけ、制裁金に対する損害賠償を請求する予定だ。

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 連盟は、15日のKリーグクラシック 全北現代モータースと浦項(ポハン)スティーラーズの試合が行われた全北ワールドカップ競技場で試合終了後、サポーターの一部が客席で火薬類(発煙筒)を使用したことを確認した。連盟は大会要綱第35条(競技場の安全と秩序の維持)に基づいて、全北現代モータースに制裁金賦課を決定した。

 全北現代モータースは、2012年に競技場内で発煙筒及び火薬類の使用で厳重警告処分を受けており、先月26日の水原(スウォン)三星(サムスン)ブルーウイングス戦でも競技場内で発煙筒の使用が発覚し、再発防止の要請を受けていた。そのため、今回の懲戒は避けられなかった。

 全北現代モータース関係者は「発煙筒使用について、サポーターに継続して注意や警告をしてきた。先月の水原戦でも発煙筒が使用され、数回の告知を行なった。それでも守ってもらえないので、防犯カメラを利用して使用者を特定し、損害賠償を請求するつもりだ」と明らかにした。

 これに対し、サポーター側は「サポーターの内部でも発煙筒を使用しないよう意見を集めていた。サポーターグループではない一般客が発煙筒を使用したと思う。チームに対して積極的に協力するつもりだ」と伝えた。

 発煙筒と同じ発火物質は、観衆及び選手に危険を及ぼす危険物としてKリーグだけでなくアジアサッカー連盟でも競技場内の搬入及び使用を徹底して禁止している。発煙筒使用者は反論の余地もない。


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