【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は3日、日本銀行が追加の金融緩和を決めたことについて、「市場の予想より早かった。金融市場への余波を綿密に見守る」との考えを示した。韓銀と国際通貨基金(IMF)が共催した会議に出席後、記者団に述べた。 李総裁は「日本の追加の量的緩和が韓国経済にどのような影響を与えるかが現在の最大の関心事」と強調。「円安が急速に進行すれば(対策について)悩まなければならない。どのような方向を取るか悩んでいる」と述べた。また、為替の動きを注意深く見守っているとした。 日銀は先月31日の金融政策決定会合で、長期国債などの購入で市場に供給するお金の量を年間で現在の60兆~70兆円から約80兆円に増やすことを決めた。昨年4月の量的・質的金融緩和の導入以来、初の追加緩和となった。 ikasumi@yna.co.kr
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