【ソウル聯合ニュース】来韓しているドイツのシュタインマイヤー外相は31日、韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官との会談後の共同記者会見で、北朝鮮は次第に孤立しているとし、「北朝鮮の長年の同盟国は、以前ほど朝鮮半島の統一に抵抗を覚えていない」との見方を示した。 また、核兵器を保有することと、経済を発展させ隣国との友好関係を維持することは両立し得ないとし、これを北朝鮮にはっきり伝えるべきだと強調した。 シュタインマイヤー外相は、ドイツ統一の過程における対外政策の共有に向けた「韓独統一外交政策諮問委員会」の初会議に出席するため来韓した。 尹長官はシュタインマイヤー外相との会談について、「朝鮮半島で持続可能な平和を構築するには、北が核開発と経済発展を並行する並進路線を捨て、対話と協力の道に進むよう誘導することが重要だとの認識で一致した」と伝えた。 双方はエボラ出血熱やイスラム過激派組織「イスラム国」問題、ウクライナ問題などの国際懸案でも連携を強化することで合意したという。 stomo@yna.co.kr
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