判決後、記者会見を行う被害者の家族ら=30日、竜仁(聯合ニュース)
判決後、記者会見を行う被害者の家族ら=30日、竜仁(聯合ニュース)
【竜仁聯合ニュース】韓国陸軍第3軍司令部(京畿道・竜仁)の普通軍事裁判所は30日、4月に20代の兵士が軍部隊内で集団暴行を受け死亡した事件の判決公判で、殺人罪に問われた主犯の兵長(26)に懲役45年を言い渡した。 ともに殺人罪で起訴された兵長(22)には懲役30年、上等兵2人(ともに21)にはそれぞれ懲役25年を言い渡した。暴行などの罪で起訴された下士官(23)は懲役15年、一等兵(21)は懲役3カ月、執行猶予6月が言い渡された。 裁判所側は「殺人罪同様の重刑は避けられない」と説明した。軍検察は殺人罪に問われた主犯の兵長に死刑、その他3人に無期懲役を求刑していた。 被告6人は、今年3月から20代の兵士に対しつばをなめさせたり、眠らせないなどの虐待行為を行ったほか、数十回にわたり集団暴行を加え続け、4月6日に死亡させた罪で起訴された。 軍検察は当初、被告らを傷害致死などの罪で起訴したが、世論の批判を受け、公判の途中で4人について殺人罪を追加した。 ikasumi@yna.co.kr
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