【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の白承周(ペク・スンジュ)次官は29日、「ソウル安保対話」出席のため来韓した防衛省の徳地秀士防衛審議官と会談し、日本の集団的自衛権など両国間の懸案を協議した。 国防部によると白氏は「日本の安保政策議論は平和憲法の精神を堅持した上で、地域の平和と安定に寄与し、過去の歴史に起因する周辺国の疑念と憂慮を反映する方向で透明に行われるべきだ」と述べ、日本の集団的自衛権に関する韓国政府の立場をあらためて強調した。 また、「日本の集団的自衛権行使により地域の不安定化を招いてはならない。朝鮮半島安保と韓国の国益に影響を及ぼす事項については韓国の要請または同意がなければ行使できない」と述べた。 両氏は日米防衛協力指針(ガイドライン)の再改定についても意見を交換したもよう。 国防部によると徳地氏は日本の安保政策の動向について説明し、両国が国防協力を強化する必要性を強調した。 両国の防衛次官級による会談は昨年11月のソウル安保対話で白氏と西正典防衛事務次官が会談して以来1年ぶり。  ikasumi@yna.co.kr
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