【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官は23日の定例会見で、ケリー米国務長官が北朝鮮の非核化の実現を前提に在韓米軍削減の可能性に言及したことについて、「北に実質的な非核化を促すためのものとみている」と述べた。 ケリー長官は訪問先のドイツ・ベルリンで22日(現地時間)に行った記者会見で、北朝鮮が非核化に向けた対話に復帰するよう期待するとした上で、「非核化が進展すれば脅威自体が減るため、この地域での米軍の駐留削減に着手する準備ができている」と述べ、発言の背景に関心が集まっていた。 魯報道官は、2008年の韓米首脳会談で在韓米軍を現水準の2万8500人で維持することで合意しており、毎年の韓米定例安保協議(SCM)で確認していると説明。「遠い将来に非核化が実現すれば、そのとき初めて議論できる事案ではないだろうか。(ケリー長官は)そうした趣旨で発言したものと承知している」と述べた。 stomo@yna.co.kr
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