【ソウル聯合ニュース】韓国旅客船セウォル号沈没事故の真相究明に向けた特別法制定をめぐり与野党が妥結した合意案について、修学旅行中に事故に遭った檀園高校(京畿道安山市)の犠牲者遺族団体は30日、国会前で記者会見を開き、拒否すると表明した。 檀園高校の犠牲者遺族らでつくる家族対策委員会の報道官は「家族らを完全に排除したまま、野党が特別検事の中立性を損ねる結果を持ってきた」として、「受け入れられない」と述べた。 同日妥結した与野党合意案では争点だった特別検事推薦権について、候補4人を与野党合意で推薦するとし、遺族が推薦に加わるかについては今後、協議を行うとした。当初、野党と遺族側は特別検事候補を推薦する際にも遺族側が参加できるように要求したが、与党がこれを拒否。結局遺族の参加については決定を先送りにする修正案が採択された。 ikasumi@yna.co.kr
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