【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は25日、平壌で最高人民会議(国会に相当)第13期の第2回会議を開催したが、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は出席しなかった。 金第1書記は3日に平壌で同国楽団による公演を観覧したのを最後に、22日間、公の場に姿を見せていない。金第1書記は7月には右足を、9月には左足を引きずる様子を見せており、治療を受けているものとみられる。 最高人民会議では、5月に朝鮮人民軍総政治局長になったばかりの黄炳誓(ファン・ビョンソ)氏が国防委員会副委員長に任命され、金正恩体制における実力者であることを示した。 また、玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)軍総参謀長と李炳哲(リ・ビョンチョル)航空および反航空軍司令官も国防委員に選定された。 黄氏に軍総政治局長のポストを明け渡し、朝鮮労働党書記に就任した崔竜海(チェ・リョンヘ)氏が、昨年12月に処刑された張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長の後任としてスポーツ政策を統括する国家体育指導委員長に任命されたことが24日に分かり、崔氏の序列に関心が集まっていたが、国防委副委員長を解任された。 また玄氏に人民武力部長(韓国の国防相に相当)を明け渡した張正男(チャン・ジョンナム)氏も国防委員を解任された。 会議では2012年9月25日に採択された12年制の義務教育制度の執行状況についても確認が行われた。  yugiri@yna.co.kr
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