【ニューヨーク聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は22日(現地時間)、カナダ訪問を終えて国連総会が開かれる米ニューヨークに到着した。朴大統領が就任後、国連総会に出席するのは初めてとなる。
 朴大統領はカナダ訪問3日目の同日、ハーパー首相と首脳会談を行い、両国関係を評価するとともに未来の発展方向を盛り込んだ共同声明を採択した。カナダとの自由貿易協定(FTA)署名式にも出席した。
 朴大統領はニューヨーク到着後、最初の日程として国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長との夕食会に出席。朝鮮半島や北東アジア、国際情勢などについて幅広く意見を交換した。
 23日は国連の気候変動サミットに出席する。韓国青瓦台(大統領府)によると、サミットは先進国に温室効果ガス削減を義務づけた京都議定書に代わる2020年以降の新たな枠組みづくりに向けた政治的意志を結集するために行われる。
 朴大統領はサミットの全体会議で基調演説を行う予定だ。気候変動への対応を自ら掲げた「創造経済」を重要課題とし、新たな成長エンジンの発掘を目指す韓国政府の取り組みを紹介する。また先進国と開発途上国の懸け橋として積極的に参与し、途上国の気候対応を支援する方針を示す見通しだ。

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