卸売物価は2012年10月から今年4月まで前年同月比で下落が続いたが、5月に横ばい、6月は0.1%、7月も0.2%、それぞれ上昇した。
8月の卸売物価は前月比でも0.1%下落した。
品目別にみると、工業製品が前月比0.3%下落し、指数全体を押し下げた。下げ幅はガソリン(7.1%)やナフサ(5.4%)、C重油(3.9%)など石油製品で特に大きかった。
韓国銀行は、原材料価格が2か月連続で下がり、先月は特に石炭、石油製品の卸売物価が3.3%下落したと説明。また、「国際原油は今月も下がっており、卸売物価の下落傾向は続きそうだ」との見方を示した。
農林水産品は野菜・果物が前月比7.9%上がり、全体として1.2%の上昇となった。上げ幅が大きかったのはズッキーニ(121.3%)やサンチュ(81.3%)、ホウレンソウ(64.7%)など。その一方で畜産物は1.5%、水産物は2.4%、それぞれ下がった。
サービスは前月比0.2%上がった。夏休みシーズンでリゾートのコンドミニアム(8.6%)や国際航空旅客(5.6%)などを中心に伸びた。
電力・ガス・水道は前月比横ばいだった。
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