【ソウル聯合ニュース】韓国・仁川で19日に開幕する第17回アジア競技大会の安全を期すため、韓国の主要国際空港である仁川空港と金浦空港で17日から来月7日まで、乗客に対するセキュリティーチェックが大幅に強化される。
 仁川国際空港公社によると、仁川空港では乗客の携帯品や受託手荷物、航空貨物などを開けて検査する頻度が増え、電子製品や衣服なども細かくチェックすることになる。 同空港は職員を増員するものの、セキュリティーチェックを含め搭乗手続きの所要時間が長引くとし、出発3時間前までに空港に到着するよう呼びかけている。
 韓国空港公社もセキュリティーチェックと警備の担当者を増員するほか、空港内部と周辺の巡回や対テロ活動を強化する方針だ。
 国土交通部は12日から、空港と航空機の安全確保を目的に主要空港のセキュリティーレベルを通常より1ランク上の「注意」に引き上げている。17日から来月7日まではもう一段階高い「警戒」へと強化する。

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