【仁川聯合ニュース】仁川アジア大会(19日開幕)の期間中、45カ国・地域の選手たちが滞在する選手村が正式にオープンした。
 大会組織委員会は12日、仁川市内の選手村で金栄秀(キム・ヨンス)大会組織委員長や金鍾徳(キム・ジョンドク)文化体育観光部長官が出席する中、開村式を行った。
 選手村は同市南洞区に位置する新築マンションの2220戸を活用し、最大1万5000人の受け入れが可能だ。
 村内には選手サービスセンターや九つの診療科の救急室を備えた医療センター、フィットネスセンター、警察署、24時間営業の食堂、公園、宗教施設などがある。
 開村式前に入村したインドネシアやベトナム、オマーンなどの選手団が建物の外に国旗を掲げ、大会開幕に向け雰囲気を盛り上げた。
 前日に入村した北朝鮮選手団は窓の外に人共旗(北朝鮮国旗)を掲げ注目を集めた。
 多文化家庭(国際結婚、移民者の家庭)の子どもたちによる合唱団の公演や大会のPR映像上映で始まった開村式は、李エリサ村長の開村宣言に続き旗手団が大会旗を掲揚しフィナーレを迎えた。
 開村式後には取材陣に選手サービスセンターや病院などの付帯施設が公開された。

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