鳥取県で韓日親善ゴルフ大会開催　プロアマ160人参加

【ソウル聯合ニュース】韓日関係が冷え込む中、関係改善を目指すゴルフ大会が鳥取県で開かれた。
　パチンコ店経営などを手がけるYAMAZENグループは秋夕（中秋節、今年は9月8日）連休中の9月9日から2日間、鳥取の大山ゴルフクラブで「2014　Daisen　Cup　at　大山ゴルフクラブ」を開催した。新日本海新聞社や米子市観光協会、境港市観光協会が後援した。
　同ゴルフクラブは在日コリアン2世で同グループの崔鐘太（チェ・ジョンテ）会長が、伊藤忠商事から昨年買収した。
　大会には、韓日両国からプロとアマチュア選手約160人が出場した。
　韓国からは日本男子ゴルフツアーの2012年賞金王の金庚泰（キム・ギョンテ）や、韓日のシニアツアーで2011年に賞金王を獲得した金鍾徳(キム・ ジョンドク)らが参加した。
　日本からはツアー通算7勝を上げた宮瀬博文、2006年にプロに転向した石川裕貴らが出場した。
　10年の中国・広州アジア大会金メダリストで、日本ツアーで活躍するイ・ギョンフンが12アンダーパーで優勝し賞金200万円を獲得した。
　同グループは今年5月にも、釜山と鳥取の企業家を同ゴルフクラブに招待し大会を開催した。
　崔会長は「今後も韓日両国のゴルファーが参加する大会を開催していく」と話し、両国の交流・協力拡大に努める考えを示した。

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