部品製造工場=(聯合ニュース)
部品製造工場=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国製造業の景況判断指数(BSI)が、旅客船セウォル号沈没事故後、5月から、4か月連続で下落した。
 韓国銀行(中央銀行)が29日に発表した8月の企業景気実査指数によると、BSIは72で、先月より2ポイント下落した。これは昨年7月以来の低水準。
 BSIは100を上回ると、景気を良いとみる企業が悪いとみる企業より多いことを意味し、100未満ならばその逆となる。
 大企業より中小企業、内需型企業より輸出型企業の下落幅が大きかった。中小企業のBSIは前月の69から65に、輸出型企業は75から72に下落した。
 韓国銀行は「見通しBSIでは大企業は改善され、内需型企業は同水準が維持された反面、中小企業と輸出企業は悪化した」とした上で、「このような点から、輸出型の中小企業を中心に製造業の景況感が悪くなったものとみられる」とコメントした。
 一方、非製造業のBSIは69で、前月より2ポイント上昇した。 
 セウォル号沈没事故以降、6月には66まで落ちたが、2か月連続の上昇となった。だが4月の71には達していない。
 BSIと消費者心理指数(CSI)を組み合わせた8月の経済心理指数(ESI)は94で、前月より2ポイント上昇した。

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