【ソウル聯合ニュース】韓国気象庁は29日、今年の梅雨は済州島を除く陸地では平年の半分以下の降雨量となり、来月から本格的な夏を迎える見通しとなったと発表した。
 今年の梅雨は先月17日に済州島で始まり、今月2日に南部地方が梅雨入り。ソウルを含む中部地方は3日から梅雨入りした。
 3日から28日まで中部地方で観測された降水量は平均134.4ミリで、平年(過去30年)の梅雨に記録された降水量(366.4ミリ)の36.7%に過ぎなかった。
 気象庁関係者は、公式に梅雨明けを確定することはないが、梅雨前線が北朝鮮に押し上げられ、韓国は事実上梅雨明けしたとみられるとコメントした。
 梅雨期間中の中部地方の降水量は102.1ミリを観測した1999年以来の低水準になる見込みだ。南部地方は75.1ミリだった1994年以来の低水準となる。
 気象庁の中期予報によると、来月7日まで全国で時々雲がかかるものの、雨は降らず、暑い日が続くことが予想される。だが一部の内陸地方は大気が不安定で夕立ちが降る所が多い。

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