【世宗聯合ニュース】フランス・パリで30日(現地時間)まで開かれている国際獣疫事務局(OIE)総会で、韓国が家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の「ワクチン接種清浄国」に再指定される可能性が高まった。
 韓国農林畜産食品部によると、25~30日までパリで開かれている同総会で29日午後、清浄国指定案件が議題に上る。
 韓国は2010~11年に口蹄疫が発生し清浄国のステータスを失った。11年4月以降は口蹄疫が発生しておらずワクチン接種清浄国になるための最低条件を満たしたことを受け、昨年10月にOIEにステータスの復帰を申請した。
 清浄国から外れると牛、豚、馬など口蹄疫に感染する恐れがある肉類の輸出が事実上、不可能になる。
 同部はステータスが回復できれば、ベトナムなど東南アジア諸国向けの食肉加工品など輸出品目を拡大できると期待している。

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