【ソウル聯合ニュース】韓国防衛事業庁は19日の防衛事業推進委員会で30ミリ車輪型対空砲を2018年までに開発することを決定した。
 陸軍と空軍、海兵隊が長期にわたり運用している旧型バルカン砲に代わるもので、北朝鮮による低高度奇襲攻撃への対応能力が大きく向上すると期待される。 
 同庁報道官は委員会後の記者会見で、「30ミリ車輪型対空砲は局地的概念の対空防衛戦力。航空機や戦闘機、無人機などの低空から侵入してくる航空機に対し最終段階で防衛する」と説明した。
 同日議決された基本計画によると今年から18年までに開発され、19年から実戦配備される。開発費は500億ウォン(約50億円)。
 同庁はまた、潜水艦事故での乗員救助のため次期潜水艦救難艦の開発を来年から着手する。排水量は5000トン以上、建造費は3000億ウォン台となる。

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