【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は26日、米下院軍事委員会が韓国の米ミサイル防衛(MD)システム参加を支持すると言及したことについて「今のところSM3(イージス艦に搭載する海上配備型迎撃ミサイル)の導入は全く考えていない」と明らかにした。
 SM3は米MDシステムにおける中核迎撃システムのひとつ。迎撃高度が500キロに達する弾道ミサイルの上昇および中間段階での迎撃が可能。
 同部のキム・ミンソク報道官は同日の定例記者会見で「海上基盤の迎撃兵器の配備を考えてはいるが、具体的な兵器システムを検討したことはない」と述べた。
 また、「終末段階下層防衛が韓国の目標だがSM3のような兵器はその水準を超える」と指摘。その上でSM3の導入を否定した。

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