捜索作業の模様=(聯合ニュース)
捜索作業の模様=(聯合ニュース)
【珍島聯合ニュース】韓国の旅客船セウォル号の沈没から36日目となる21日、合同救助チームは潮流をみながら海中での行方不明者の捜索作業を再開する。小潮が近づいており、潮流は徐々に弱まると期待される。
 前日は2回にわたり捜索したが、不明者を新たに発見することができなかった。21日朝現在の死者は287人、不明者は17人。
 救助チームは3階の厨房(ちゅうぼう)、4階船首と船尾、中央部の大部屋、5階船首を中心に確認作業を進める計画だ。
 しかし、5階船首の乗員室の通路と中央部の特別室の通路は仕切りの一部が崩れ始めるなど船体の弱体化が深刻で、室内への進入が難しいとされる。対策本部は船内の障害物をどけながら進入する予定だ。

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