【ソウル聯合ニュース】韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官とネパールのパンディ外相が14日、ソウルで会談し、朝鮮半島情勢や両国の協力強化などについて話し合った。同日、外交部が伝えた。
 尹長官は北朝鮮の動向や朴槿恵(パク・クネ)大統領の平和統一構想などを説明し、北朝鮮問題についてネパール政府が韓国を支持してきたことに謝意を示す一方、北朝鮮と外交チャンネルを維持しているネパールに積極的な協力を要請した。
 これに対しパンディ外相は韓国政府の平和への努力を高く評価し、朝鮮半島の平和統一を支持するとの立場を明らかにした。また韓国南西部、珍島沖で発生した旅客船セウォル号沈没事故の犠牲者に対し哀悼の意を示した。 
 今回の会談は韓国とネパールの国交樹立40周年を迎えて開催されたもので、両国の外相による公式会談は18年ぶり。

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