【ソウル聯合ニュース】韓国の金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官は31日、ソウルの同部庁舎でベトナムのフン・クアン・タイン国防相と会談した。
 同会談は、昨年9月に朴槿恵(パク・クネ)大統領がベトナムのチュオン・タン・サン国家主席と首脳会談を行った際に、国防交流協力を強化することで合意後、初めて開かれる両国国防分野の高官級交流となる。
 会談では地域の安保情勢や国防・防衛産業協力の拡大策など、双方の関心事について話し合ったもよう。
 韓国国防部は、「北朝鮮と伝統的に友好協力関係にあるベトナムの国防相がベトナム戦争参戦国である韓国を訪問し金長官と会談したことは、過去の歴史を越え未来志向的な両国関係の一面を示すものだ」と説明した。
 また、朝鮮半島情勢や韓国の対北朝鮮政策についてベトナム側の認識を高めるきっかけになると評価した。

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