2月の経常黒字45億ドル　24か月連続プラス＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行（中央銀行）が31日発表した国際収支（速報値）によると、2月の経常収支は45億2000万ドル（約4646億円）の黒字だった。

　今回の数値は中継貿易の利益をサービス収支から商品収支に再分類するなど、新たな国際基準に合わせたもの。経常黒字は従来の基準では25か月連続となるが、新基準では24か月連続となる。
　商品収支（貿易収支に相当）の黒字は1月の43億7000万ドルから、2月に54億3000万ドルに拡大した。輸出が480億3000万ドルで前年同月より7．3%増えたが、輸入は426億ドルで1．3%増にとどまったため。
　サービス収支は前月よりは改善したものの、10億6000万ドルの赤字となった。
　投資に伴う利子や配当を差し引きした所得収支の黒字は、配当金の支払いなどで3億7000万ドルに縮小した。経常移転収支は2億2000万ドルの赤字だった。