【ソウル聯合ニュース】農業部門の増産を今年の目標に掲げる北朝鮮が、1月に続き2月も中国から大量の肥料を輸入したことが分かった。
 韓国貿易協会が28日までにまとめた貿易統計によると、北朝鮮は先月、中国から1万3769トンの肥料を輸入した。前年同月の約13倍に上る。1月にも3万5113トンを輸入しており、今年2か月で4万8882トンとなる。
 昨年1~2月の1066トン、2012年同期の6409トンに比べると異例の多さだ。北朝鮮は例年、本格的な営農期を前に3月ごろから肥料を輸入していた。
 金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が今年の「新年の辞」で農業に注力する方針を示したことを受け、北朝鮮は年初から積極的に肥料を輸入していると分析される。

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