統計庁は当初、1月の鉱工業生産が0.1%増加したと発表したが、確定値では0.1%減になったと説明した。
鉱工業生産は昨年10月から増加を維持してきたが、今年に入り減少に転じた。
全産業の生産は前月比1.2%減となった。
現在の景気状況を示す一致指数の循環変動値と、今後の景気を予測する先行指数はそれぞれ前月より0.1ポイントずつ下落した。
製造業生産は電気装備(5.8%増)、衣服および毛皮(14.9%増)などで増加したが、自動車(7.2%減)、半導体および部品(4.9%減)などが減り、全体では1.9%減となった。
製品出荷は、その他運送装備(7.1%増)、半導体および部品(1.7%増)などで増加したが、自動車(5.4%減)、金属加工(5.9%)などが減り、0.8%減となった。
国内向け出荷は前月比0.5%減、海外向け出荷は同1.2%減少した。
製品在庫は前月より0.6%増えた。半導体および部品(6.6%減)、化学製品(2.8%減)などで減ったが、1次金属(3.2%増)、自動車(4.0%増)などで増えた。
サービス業生産は宿泊・飲食(4.7%減)や卸小売業(1.2%減)などで減り、0.4%減少した。
設備投資は運送装備(9.0%減)などの投資が減り、0.3%減少。建設受注は道路・橋梁などでの受注が増え、1年前より17.6%増加した。
企画財政部関係者は、「景気改善傾向は続いている。3月以降は次第に従来の改善ペースを取り戻すだろう」と予想した。
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