【ソウル聯合ニュース】16世紀末に日本に渡り、日本の陶芸を発展させた朝鮮陶工の足跡をたどり作品を鑑賞する展示会が、東京・四谷の韓国文化院で来月5日から22日まで開催される。
 企画展「海峡をつなぐ陶匠400年の旅-李参平と沈当吉(沈壽官家初代)をめぐって-」では、日本民芸館所蔵の陶磁器や古文書などの資料、作品を中心に、日本の陶磁器文化に与えた朝鮮陶磁器の影響を紹介する。 
 また、朝鮮の陶磁文化を土台に江戸時代を通して大きく発展していった有田焼と薩摩焼の系譜を、その原点というべき朝鮮陶工の李参平と沈当吉の活動に焦点を当てながら展示する。
 3月12日には日本民芸館の杉山享司学芸部長を招き、李参平と沈当吉をテーマに朝鮮陶磁器の意義について講演会を行う。 

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