誘導弾高速艦艇「金昌学」(防衛事業庁提供)=(聯合ニュース)
誘導弾高速艦艇「金昌学」(防衛事業庁提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国防衛事業庁は28日、韓国軍の14番目の誘導弾高速艦艇「金昌学」を海軍に引き渡したと発表した。同艦は今後2か月の試験運用を経て今年上半期に配備される。
 誘導弾高速艦は老朽化した高速艇を代替する艦艇。沿岸や港湾の防衛、哨戒などの任務を遂行する。艦対艦誘導弾や76ミリ艦砲など最新の兵器体系を搭載している。450トン級の誘導弾高速艦は最高時速は74キロ。約40人が搭乗できる。
 同庁によると、船体にはレーダーの反射面積を最小化するステルス建造工法を採用したほか、防弾機能を強化した。また、韓国の技術で開発した兵器体系を搭載した。
 艦名は朝鮮戦争当時、韓国海軍艦艇「白頭山」の操舵手だった金昌学(キム・チャンハク)海曹の名前から取った。金海曹は戦争が勃発した1950年6月25日、釜山北東48キロの海上で北朝鮮の特殊軍を乗せた武装輸送船と交戦中に内臓が破裂する重傷を負いながらも舵を取り最後まで任務を全うした。「白頭山」はついに北朝鮮の輸送船を撃沈し、韓国側は朝鮮戦争で初勝利を収めた。

Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0