【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の金ミンソク報道官は28日の定例会見で、北朝鮮が「スカッド」とみられる短距離弾道ミサイルを前日発射したことについて、「意図的な挑発」と評した。
 金報道官は「ミサイルの軌跡、速度からスカッドミサイルと判断している」と説明。24日夜から25日未明にかけては北朝鮮の警備艇1隻が黄海上の南北軍事境界線と位置付けられる北方限界線(NLL)を越えて韓国側海域に侵入しており、「意図的、計画的な挑発」との考えを示した。
 また、北朝鮮が27日に発射したミサイルに関し、「2009年以降、初めて発射したもので、射程距離は朝鮮半島全域をカバーするため脅威」と指摘した。北朝鮮が保有するスカッドミサイルのほとんどは移動式で、短時間で準備して発射できるという。 

Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0