【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が28日発表したクレジットカードなどの使用実績資料によると、韓国居住者の昨年の海外使用額は105億5000万ドル(約1兆550億円)だった。前年に比べ11.8%増加し、過去最高を記録した。
 韓国居住者とは、韓国に住所を置く法人や1年以上滞在する韓国人と外国人を指す。
 韓国銀行は「韓国人の出国者数が1485万人で前年比8%以上増え、海外旅行の支払い総額も増加したため」と説明した。昨年の旅行支払い総額のうちカード決済は48.5%を占め、前年から2.8ポイント拡大した。
 しかし、1人当たりの使用額は2009年以降減少している。昨年、海外でのカード使用者は2431万8000人で前年比19.5%増加したのに対し、1人当たりの使用額は434ドルで6.5%減少した。
 使用されたカードのうち、クレジットカードが69.5%、デビットカードは19.9%を占めた。
 一方、外国人など非居住者の韓国でのカード使用額は50億3000万ドルで、前年比4.6%増加した。カード使用者数は10.7%増の1312万7000人で、1人当たり使用額は5.6%減の383ドルと集計された。

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