【ソウル聯合ニュース】韓国の予備役将校らの団体である星友会は26日、ソウル市内の「国防コンベンション」(新国防会館)で創立25周年の記念式典を行った。
 式典には金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官や金鴻来(キム・ホンレ)星友会会長、黄震夏(ファン・ジンハ)国会議員ら400人余りが出席した。
 金長官は祝辞で、最近の北朝鮮は金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が独裁体制を強め、核やミサイルの開発だけでなく、通常兵器の増強も続けているとした上で、「不安定な体制と金正恩の未熟で誤った判断により、どのような状況が発生するのか予測が非常に難しい」と現状を分析した。
 また「韓国軍は一戦も辞さない精神を持ち、いつ、どんな挑発があっても断固として立ち向かえるように万全の態勢を備えている」と強調した。
星友会の金会長は記念演説で「北朝鮮は最近、離散家族再会など和解ムードを作っているが、一方では核やミサイルを開発するなど和戦両面の戦術を駆使している」と指摘。星友会は韓米同盟と国防力を強化し、平和統一時代を開く基盤を固めるために尽力すると述べた。

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