リビアで拉致された韓国人「帰って来て夢のよう」

【ソウル聯合ニュース】リビアの首都トリポリで武装グループに拉致され、3日後に救出された大韓貿易投資振興公社（KOTRA）トリポリ貿易館の韓碩佑（ハン・ソクウ）館長は26日、「無事に韓国に帰って来るようになり夢のようだ」と無事帰還の喜びを表した。
　韓館長は同日午後1時35分ごろ仁川国際空港を通じて入国し、「私が無事に帰還するよう心配してくださった国民と政府関係者の皆さんに感謝する」とコメントした。
　韓氏は19日（日本時間20日）、勤務を終えて車で帰宅途中、トリポリ市内で銃を持った4人組に拉致された。リビアの保安当局は22日午後5時ごろ韓氏を救出し、同日韓国大使館に韓氏の身柄を引き渡した。翌日23日、韓氏は地中海の島国マルタに暮らす家族と会い、落ち着きを取り戻してから帰国した。