新中国大使館が完成　ソウル・明洞の旧跡地に

【ソウル聯合ニュース】ソウルの繁華街、明洞に先月完成した在韓中国大使館の開館行事が23日夜、行われた。
　中国大使館は2002年に明洞から鍾路・孝子洞に移転した。新大使館は明洞の旧大使館の敷地に建てられ、12年ぶりに元の場所に戻った。
　開館行事には100人余りが出席。明洞の老人会や商人会、警察署、消防署の関係者らが招かれた。当初は中国高官の来韓時に開館式を開催する計画だったが、地域住民を招待しての行事に変更された。
　大使館側は、新築工事中に不便を強いられた地域住民に謝意を表し、今後も定期的に地域住民を招いて行事を開催したいとの意向を明らかにした。
　新大使館は10階建ての業務棟と24階建ての宿所棟の2棟からなる。中国の海外公館の中ではワシントンの在米大使館に次ぐ2番目の規模。