来場者でにぎわいをみせるリッチェルのブース=(聯合ニュース)
来場者でにぎわいをみせるリッチェルのブース=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】日本のプラスチック製品総合メーカー、リッチェルの韓国法人が16日からソウル・総合展示場COEXで開催されている韓国最大のベビー用品フェアに初出展し、ブランド認知度の向上や販路拡大を図った。

 離乳食器セットやおまる、ベビーカーなどを出品したほか、日本で大ヒットしたベビーバスとマグカップシリーズを韓国で初公開した。
 東京電力福島第1原発事故以降、韓国市場では放射能汚染を懸念して日本製品に対する不信感が高い。そんな中、リッチェルは2012年3月に韓国法人を設立し、安全性をアピールしながら、手頃な価格と革新的な製品で攻撃的なマーケティングを展開している。
 リッチェルの碓井智博部長は「原発問題で日本製品に対する不安があるのではないかと心配したが、顧客の反応は上々」と手応えをのぞかせた。今後、同フェアに出品を続けるとともに、韓国市場での販売を強化するという。
 今回出品したベビー用品フェアは韓国保健福祉部などが後援する韓国最大の「ベフェ ベビーフェア」。同フェアは2000年から毎年開催されている。韓国のほか、日本やドイツ、ノルウェーなどのメーカー約150社が958ブースを構え、それぞれ新商品などを紹介している。

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