【ソウル聯合ニュース】韓国法務部は15日、昨年の出入国者数が前年比9.2%増の5496万3287人となり、過去最多を記録したと発表した。出入国者のうち韓国人は3034万9466人、外国人は2461万3821人だった。
 外国人入国者は188カ国・地域から訪れた1220万417人で、前年比9.6%増加した。中国人入国者が同43.6%増の392万3190人となり、初めて日本人入国者を上回った。日本人入国者は271万5451人で同22.4%減少した。
 同部は、外国人乗り継ぎ客を対象としたビザなし入国プログラム、クルーズ観光客の出入国審査の簡素化、数次ビザおよび電子ビザの発給拡大、在外公館のビザ発給手続きの簡素化などが中国人観光客の増加につながったとみている。日本人入国者が減少した要因としては円安による旅行費用の増加などを挙げた。
 韓国に滞在する外国人は157万6034人で、韓国の人口の約3%を占めた。国籍別では、中国が77万8113人で最も多く、次いで米国(13万4711人)、ベトナム(12万69人)の順だった。

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