【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の誕生日とされている8日、北朝鮮メディアには特別な反応がなかった。
北朝鮮当局は金第1書記の誕生日を正確に発表せず、誕生日を祝日にすることもなかった。
北朝鮮が金第1書記の誕生日行事の実施に慎重なのは、金正日(キム・ジョンイル)総書記が死亡してまだ2年であり、金第1書記が30歳程度で若いという点を考慮したものとみられる。
北朝鮮は金総書記の場合、1982年に40歳になった際に誕生日を祝日にすると宣言し、金日成(キム・イルソン)主席が死亡した翌年の1995年から金正日総書記の誕生日を「民族最大の名節」と発表した。
東国大の高有煥(コ・ユファン)教授は「北朝鮮当局が金日成主席と金正日総書記の誕生日を大々的に祝う状況で、まだ若い金正恩第1書記の誕生日を前面に押し出すことには負担を感じているようだ」と話した。

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