【ソウル聯合ニュース】韓国の免税店大手、新羅免税店がシンガポールのチャンギ国際空港で化粧品の販売事業を手掛ける。
 韓国業界や海外メディアの報道によると、チャンギエアポートグループ(CAG)は7日、空港の免税店の香水・化粧品事業者に新羅免税店を確定したと発表した。売り場の運営期間は今年10月から2020年まで。第1~3ターミナルの約20か所の売り場(約6600平方メートル)に加え、2017年に完成予定の第4ターミナルでも売り場を運営することになる。
 香水・化粧品事業による2015年の売上高は6000億ウォン(約589億円)と予想される。
 チャンギエアポートグループ側は、新羅免税店を運営するホテル新羅が入札時に革新的な流通コンセプトと積極的な事業計画を提案したと説明。財務構造もしっかりしていると評価した。
 新羅免税店側は世界最大のハブ空港の一つであるチャンギ国際空港での事業権獲得を機に、世界の免税店市場で優位に立てるとの期待を示した。
 同免税店はチャンギ国際空港で海外有名ファッションブランドの二つの売り場を運営しているほか、昨年には高級腕時計の売り場2か所の運営権も取得した。

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