【ソウル聯合ニュース】韓国で2013年のインターネット通販の取引額が前年比14.6%増の55兆ウォン(約5兆4800億円)となり、初めて年間50兆ウォンを超えたことが2日、分かった。
 百貨店や大型スーパーなどの売り上げが長期不況や営業規制の影響で減少したことを考えると、ネット通販の成長ぶりは目を見張るものがある。ネット通販の取引額は2007年に27兆ウォン、2010年に34兆ウォンになるなど、毎年急増している。今年は65兆ウォンに拡大すると見込まれる。
 モバイル端末を使った通販の取引額はアクセス者の急増により、2011年の6000億ウォンから今年は10兆ウォンに伸びる見通しだ。
 ネット通販のうちモバイル端末を使った取引が占める割合は2011年の1%から今年は15%に上昇するとみられる。パソコンは80%から69%、テレビは16%から15%に下落すると予想される。
 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて共同購入を行う「ソーシャルコマース」が占める割合は2011年の6.3%から今年は8.2%に増える見通しだ。

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