【ニューヨーク聯合ニュース】米ニューヨークの国連本部で4日(現地時間)、障害者を支援する国連アクセシビリティーセンターが韓国政府などの後援で誕生した。
 「全てのことが可能な国連(Inclusive UN)」のスローガンの下、国連本部地下1階ロビーに開設されたセンターは、国連本部を訪れる障害者に補助機器などを提供する。拡大読書器や点字情報を伝達する機器、電動車いす用充電器などが貸し出される。
 センター開設は韓国政府やサムスン電子などの企業の力が大きかった。センターに用意された全ての機器はサムスン電子など韓国企業の後援で未来創造科学部と韓国情報通信振興院が提供した。
 センター開設を記念し国連で開かれた説明会には潘基文(パン・ギムン)国連事務総長をはじめ各国の外交官や取材陣らが出席した。潘総長は「『国際障害者デー』である12月3日に合わせ国連本部に初めてアクセシビリティーセンターが誕生しうれしい。韓国政府の寛大な後援に心から感謝する」とあいさつした。

Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0