天野事務局長は排気口2か所から蒸気が放出される様子とともに川に冷却水を排出する活動がはっきりと観測されたと伝えた。
天野事務局長は記者会見の前に行われた理事会でも、寧辺で原子炉の再稼働と一致する活動が観測されたとし、北朝鮮が寧辺の原子炉施設を復旧させ再稼働させた可能性を排除できないと述べた。
また天野事務局長は理事会で、IAEAが該当の場所に接近できないため原子炉が再稼働したのかは正確に結論付けることはできないが、人工衛星の画像を通じて寧辺の状況を持続的に監視していると付け加えた。
北朝鮮は今年4月、寧辺のすべての核施設と共に5メガワットの黒鉛減速炉(原子炉)を再整備して再稼働するとの意向を明らかにした。
米ジョンズ・ホプキンズ大学の北朝鮮分析サイト「38ノース」も衛星写真を分析した結果、再稼働の指標として見ることができる白色の蒸気と温排水の排出が観測されたと9月と10月に発表している。
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