【ソウル聯合ニュース】韓国国会の倫理特別委員会は28日に全体会議を開き、内乱陰謀の罪で起訴された左派少数野党・統合進歩党の李石基(イ・ソクキ)議員に対する除名案を上程した。
 だが、最大野党・民主党の議員らは「李議員の裁判が終結しておらず名分がない」などとして「案件調整委員会」の構成を要求しており、除名案が処理されるまでにはしばらく時間がかかる見通しだ。
 昨年改正された国会先進化法によると、争点となっている案件について該当常任委員会の3分の1以上の委員が案件調整委員会の構成を求めた場合、与野党同数からなる委員会が90日にわたり活動し、採択された調整案を30日以内に採決することになっている。
 李氏は5月、自らが結成した地下組織のメンバー約130人が集まった会合で講演し、朝鮮半島有事の際に石油施設や火薬工場、通信施設などを襲撃するよう指示したとして9月に起訴された。

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