【ニューヨーク聯合ニュース】北朝鮮の申善虎(シン・ソンホ)国連大使は12日(米東部時間)、ニューヨークの国連本部で聯合ニュースの記者に対し、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議について「うまくいくと思う」と語った。
 申大使をはじめとする北朝鮮の外交官らはこの日、これまでのような硬直した態度を見せず、長々と質問に答えることこそなかったものの、以前よりも柔らかな物腰で取材に応じた。
 先月1日の国連総会での演説後、北朝鮮の朴吉淵(パク・ギルヨン)外務次官が南北離散家族や6カ国協議の再開問題、北朝鮮核問題などに関する聯合ニュース記者の質問に沈黙を貫いたのに比べると、北朝鮮側がやや態度を軟化させたといえる。
 6カ国協議と関連し、韓国首席代表の趙太庸(チョ・テヨン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長と中国首席代表の武大偉朝鮮半島問題特別代表が13日午後に中国・北京で会談し、協議再開などについて意見を交わす。この席で、先ごろ訪朝した武特別代表が北朝鮮の立場を伝えるとみられ、注目を集めている。
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