「ジェネシス」=(聯合ニュース)
「ジェネシス」=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国土交通部は30日、現代自動車の高級セダン「ジェネシス」でアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)装置の不具合によりブレーキ性能が低下する不具合が見つかったためリコール(無料の回収・修理)すると明らかにした。

 ABSはブレーキを作動させた際に車輪がロックされるのを防ぐ装置。ABSモジュレーター内に入るブレーキオイルが鋼板と化学反応を起こし腐食する恐れがあるという。
 リコール対象になるのは2007年12月から昨年3月までに生産された10万3214台だが、このうち9万4114台は昨年2月に同部が欠陥調査を開始して以降、現代自動車サービスセンターで既にブレーキオイルもしくはモジュレーターを交換した。
 また、BMWコリアが輸入販売した5557台もリコールする。対象は「116i」「320d」など10車種。
 ワイパーや車内ライトをコントロールする電子モジュールプログラムに不具合が見つかったという。 

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