【ソウル聯合ニュース】国立文化財研究所は29日、韓国南東部の蔚山にある盤亀台岩刻画近くで白亜紀(約1億年前)の草食恐竜の足跡化石が見つかったと明らかにした。
 研究所は岩刻画の保護プロジェクトに関連し8月30日に着手した岩刻画周辺の発掘調査で岩刻画の東北側25~30メートル、川底岩面(海抜48~49メートル)に分布する恐竜の足跡化石25個を確認したという。
 足跡の形から類推して、草食恐竜の竜脚類か鳥脚類の5匹以上の恐竜が残した足跡とみられると研究所は説明した。
 蔚山地域でこれまで恐竜の足跡化石が発見された場所は計16か所。
 文化財庁は今後発掘調査が進められ次第、文化財委員会の審議などを通じて恐竜の足跡化石の保存策を講じる予定だ。

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