【ソウル聯合ニュース】サムスン電子のブランド価値が世界8位になった。現代自動車は順位が10段階上がり、初めて50位内に入った。
米コンサルティング企業インターブランドが30日に発表した世界的企業のブランド価値ランキングによると、「ベストグローバルブランド2013」に韓国からサムスン電子、現代自動車、起亜自動車の3社が選ばれた。
現代自動車はブランド価値が90億ドル(約8807億円)と20%増え、順位は昨年の53位から43位に上がった。起亜自動車も15%増加の47億ドルで昨年の87位から83位に上昇した。
9年連続100位内にランクインした現代自動車は今年のブランド価値が2005年の35億ドルと比べて160%増加し最も成長したブランドとなった。グローバル自動車企業の中でもアウディのブランド価値を抜いた。 
昨年初めて100位内にランクインした起亜自動車は2007年にデザイン経営を宣言し、6年で406%のブランド価値成長を成し遂げた。 
現代・起亜自動車の関係者は「2社のブランド価値の飛躍的な上昇はグローバルブランドキャンペーンをはじめとして地域ごとに異なるマーケティング展開や社会貢献活動などで高まったグローバル市場での位置が反映されたもの」と話した。
サムスン電子のブランド資産価値評価額は396億ドルで昨年の329億ドルより20%増加した。順位も昨年の9位から一つ上がった。市場をリードする製品の発売や積極的なグローバルブランドマーケティング活動の成果と分析される。
サムスン電子は昨年初めて入った10位内に2年連続ランクインし、半導体市場での最大のライバルであるインテルを抜いた。 
 サムスン電子の沈秀玉(シム・スオク)グローバルマーケティング室長は「ブランドに対する認知度や人気を高める段階から、消費者が熱望するブランドに生まれ変わるために昨年新たにブランドの理想を掲げた」と話した。
トップ100社のブランドの総価値は1兆5000億ドルで昨年より8.4%増加したが、ランクインした韓国の3社はこの平均成長率を大きく上回る勢いをみせた。
上位圏のグローバル企業の順位の変動も激しかった。アップルが983億ドルのブランド価値を記録し、コカ・コーラを抜いて1位になった。コカ・コーラはインターブランドがブランド順位の集計を始めた2000年から13年間守ってきた1位の座から初めて転落した。
グーグルが933億ドルで2位になりコカ・コーラは792億ドルで3位にランクされた。昨年8位だったインテル(373億ドル)はサムスン電子によって9位に下がり、トヨタ(353億ドル)が10位を記録した。

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