【ソウル聯合ニュース】就任後初めて韓国を訪問している米国のヘーゲル国防長官が30日、北朝鮮との軍事境界線付近の非武装地帯(DMZ)を訪れた。DMZ内の警戒所で報告を受け、「ここは米韓関係において戦略的に非常に重要な位置にある」と強調した。
 軍事境界線からわずか25メートルの同所は今年3月にオバマ米大統領も訪れている。ヘーゲル長官の視察には韓国国防部の金寛鎮(キム・グァンジン)長官も同行した。
 ヘーゲル長官は同日、DMZ視察に先立ち京畿道・抱川の在韓米軍第2師団の演習所を訪問し、攻撃ヘリコプターや戦車による実弾射撃訓練を参観した。
 ヘーゲル長官は29日午後、専用機でソウルに到着した。来月1日には第65周年の「国軍の日」の記念式典に出席。2日には韓米定例安保協議(SCM)で金国防部長官と懸案を協議し、同日日本に向け出国する予定だ。

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