【ソウル聯合ニュース】韓国政府がアフガニスタンの地方復興チーム(PRT)を政府開発援助(ODA)の活動として引き続き維持する案を検討している。PRT活動は来年に終了する予定。
 政府高官は29日、「来年にアフガン政府に治安などの権限移譲を完了すれば、各国のPRT活動も終了する。ただ、韓国のPRT活動に対する現地での評価が高く、需要もあるためODAを活用して活動を維持する必要がある」と述べた。
 韓国のPRTはアフガニスタン北部パルワン州の再建を目指し2010年7月に任務を開始した。2011年1月からはチャリカ基地で独自に活動を展開。同基地で病院、警察訓練センター、教育文化センターなどの施設を運営し、昨年末にパルワン州に施設を移譲した。
 現在は米軍バグラム基地で約50人が病院と職業訓練院を運営している。政府はこれらの施設を来年以降も引き続き維持する案を検討しているとされる。韓国政府関係者は「ODA方式に転換されても活動の内容に変わりはない」と話した。

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