ラッセル次官補=5日、仁川(聯合ニュース)
ラッセル次官補=5日、仁川(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米国務省のラッセル次官補(東アジア・太平洋担当)は5日、就任後初めて韓国を訪問した。同氏は仁川国際空港で聯合ニュースに対し、「韓国政府関係者らと北朝鮮問題を含む2国間課題や地域問題、シリア問題など重要な国際的な課題について協議する」と述べた。
 ラッセル氏は「シリア政府の化学兵器使用を糾弾し、責任を求める韓国政府の強い声明を評価する」と強調した。韓国外交部は1日、シリアのアサド政権が化学兵器攻撃を行った「強い確信」があるとする米国の報告書を受け、「衝撃と怒りを禁じえない。韓国政府は極悪な犯罪行為を強く糾弾する」と非難する報道官声明を発表した。
 米国はシリアに対する軍事介入が必要な理由の一つとして、北朝鮮問題も取り上げている。ラッセル氏はシリア問題に関連し、同盟国である韓国の支援を求めるとみられる。
 ラッセル氏は7日に日本へ向け出国する。

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