【ソウル聯合ニュース】LGディスプレーは30日、スマートフォン(多機能携帯電話)向け中小型パネルの需要増に対応するため、韓国・亀尾工場に第6世代液晶パネル(LCD)生産ラインを設置すると明らかにした。投資額は計8326億ウォン(約735億円)。
 来年下半期(7~12月)からの量産を目指し、今年7~9月期から生産ラインの設置を行う。
 新生産ラインが本格稼動すると、スマートフォンやタブレット型端末などに使われる9インチ以下のLCDを月50万~60万枚生産できると見込まれる。同社関係者は「プレミアム製品に使用される高解像度製品を生産することになる」と伝えた。
 業界では同社の投資計画について、LG電子が今月初めに発売した戦略スマートフォン「LG G2」の販売拡大を念頭に置いたものとみている。LG電子は来月初めにドイツ・ベルリンで開催される欧州最大の家電見本市「IFA」で、同社初のタブレット型端末「Gパッド」も発表する。

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