鉱工業生産は1月から3月までマイナスを記録した後、4月に0.5%のプラスに転じた。5月が0.2%減、6月が0.6%増、先月は再びマイナスと、小幅ながら増減を繰り返している。
7月はサービス業が0.2%減少した半面、建設業が0.8%、公共行政が5.9%増加し、全産業の生産は0.3%増となった。現在の景気状況を示す一致指数の循環変動値は前月比横ばい。今後の景気を予測する先行指数は0.3ポイント上昇した。
製造業の生産を業種別にみると、半導体・部品(前月比7.5%増)や食料品(2.6%増)、たばこ(21.8%増)などが増え、自動車(6.4%減)や機械装備(5.5%減)、石油精製(3.9%減)などが減った。全体では前月比0.2%減少した。
製品出荷は、自動車(3.9%減)や石油精製(5.3%減)、機械装備(5.4%減)などが減り、全体で1.3%減少した。国内向け出荷は0.1%、輸出向け出荷は2.8%、それぞれ減少した。
製品在庫は半導体および部品(9.6%減)や機械装備(7.4%減)、1次金属(4.2%減)を中心に、3.6%増加した。また、製造業の稼働率指数は1.6%減少した。
サービス業生産は前月比0.2%減少した。不動産・賃貸(9.8%減)や芸術・スポーツ・余暇(5.5%減)、運輸(2.4%減)などの減少幅が大きかった。
設備投資は前月比2.5%、前年同月比8.3%それぞれ減少した。建設受注は工場や発電施設、道路などが振るわず、1年前より15.3%減少した。
統計庁関係者は、労働組合のストライキで自動車業界の生産が大きく減少したことが、製造業と鉱工業の不振につながったと説明した。
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